テーマ:「吸血鬼」(出題:オカダダ)

「吸血鬼」といえば、別名「ドラキュラ」とも呼ばれ、処女の生き血をすする西洋の怪物である。ポイントとしては、生き血をすするための“キバ”、オールバックの髪型やマントなどの“コスチューム”、そして仲魔である“コウモリ”などをきちんと描けているかどうかが吸血鬼になるかどうかの分かれ目となる。

1位:藤子名人

“キバ”、“コスチューム”、“コウモリ”などの主だったすべて要素を満たし、非常に吸血鬼感の高い作品。

前作の汗かき女を全裸で再登場させるあたりに氏の遊び心が感じられる。

画面構成も素晴らしく、満場一致で1位となった。


2位:オカダダ


シルクハットや伯爵メガネなど、ディティールにこだわることで、世界観の表現に重きをおいた作品。

後ろの月の色がなぜか灰色なうえに形が歪んでいるが、そこから仲魔が次々と登場してくる軽快なシーンを切り取り、迫力のある画面構成にしたことが高い評価を得た。

ただ、この吸血鬼、弱そう


3位:コボチャン


なにより、他の作品と比べて「月がキレー」ということが本作の一番の魅力である。

ただ、“キバ”もなければ“コウモリ”もどこかカモメ感があること、そして冷静に見ると墓場をうろつくハンサムめなオッサンに見えてしまうことが評価を下げたポイントである。


4位:シルヴァニア

 

だからなぜ月が灰色なのか。中心にいる吸血鬼と思しき物体の周囲にただよう黄色いフケがニオイたつような作品である。

なぜトンネル?なぜタスキがけ?なぜ足元に水たまり?など多くの疑問符を浮かべてしまい、結果、「吸血鬼より工事現場の三角コーンに似ている」ことが最大の問題点と言えよう。


5位:ぐちょん


ホントいい加減にしろ。



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