テーマ:「ウルトラマン」(出題:オカダダ)
老若男女知らない者がいない、円谷プロの生んだ国民的特撮ヒーロー。 だれでもなんとなくの全体像は思い出せるものの、体の模様や、口周りなど、ディティールの処理が難しいお題となった。また、多くのウルトラ兄弟との区別ができているかどうかも大変わかりにくく、意外にも描きにくいお題である。 |
1位 ぐちょん |
なんてかわいらしいウルトラマンだろうか。いや、かわいらしいを超えて、愛くるしいと言ってよい。 強靭なヒーローであるウルトラマンとは異なるものの、多くの皆様が既視感を覚えたことだろう。 下記がその答えである。
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2位 コボチャン |
今回の作品中、もっとも正確なウルトラマン。 しかし、目がロンパっている点と、若干しゃくれぎみである点だけで、ここまで弱々しいウルトラマンになるとは、我々も驚きである。 数秒間じっと眺めていると、襟ぐりの広いドレスを着たブスにも見えてくるから不思議だ。 |
3位 藤子名人
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構図の完成度、画面の迫力など、全体的なウルトラマン度は非常に高い。 しかし目が灰色であるせいで、生気が感じられず、地球に着いた時には息絶えていそうである。 |
4位 オカダダ
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腐った魚のように濁った目、武藤敬司のようなヒゲ、こんなやつに守られる星は滅んでしまっていい。 唯一、氏の作品に特徴的な姿勢の正しさだけが、彼をウルトラマンたらしめている。 もしあなたの町の通学路に、赤いランドセルを背負った、全身タイツの、この不審な男があらわれたら、躊躇せずに110番へ通報していただきたい。 |
5位 シルヴァニア
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こいつが一体何を描きたかったのか そしてこれが一体どこへ向かうのか 今となっては我々には知る術もない。 |