織田信長

出題:コボチャン

織田信長

知らぬ者のいない戦国武将。

歴史の教科書で誰もが見たことがあるが、チョビヒゲや着物の色などのディティールだけでなく、戦国の時代背景や信長らしい不遜で豪胆な雰囲気を理解し表現できるかどうかが勝敗を分けた。

織田信長

1位:シルバニア

コロ助のような人物が無表情で鎮座している画像を見て「なんこれ、やる気あんのか!」と怒りたくなってしまった皆さん、グッとこらえて今一度よく見ていただきたい。

このコロ助は腹に手を添えて切腹をしており、場所は本能寺だと思われる。そう、氏は本能寺の変を描いたのである。松の木の隣の郵便ポストを見なかったことにすれば、ここにきて無表情で腹を切る信長の無念を多分に感じ取る事ができるだろう。

そう思えば、このスットコドッコイな作品も評価できなくはないとは思わないだろうか?

織田信長

2位:コボチャン

「信長の休日」とでも題名をつけたい良作。

全体的な再現性も高くこの作品を1位に選出しても良かったのだが、なぜか腰に刀ではなくニンジンを携えてしまった点で惜しくも2位となった。

武士たる者が己の魂たる刀と間違えてニンジンを携えるなど、うつけ者どころか大うつけ。コロ助に負けるのもやむを得ないといえるだろう。

織田信長

3位:オカダダ

信長の不敵な表情を描ききった点に注視して鑑賞したい作品である。

ただ、さらに注視すると、この信長は「オネエ」感もまとってしまっている。フリーザの声優が似合いそうな信長ではありませんか?ドドリアさん?

織田信長

4位:藤子名人

おそらく今回の参加者の中でもっとも織田信長に造詣が深い氏にしては、今ひとつインパクトに欠ける作品である。そのせいか、それとも銃弾が的を外れたのか、信長の目つきも自信なさげではなかろうか。

銃の鍛錬に励むだけの日常の信長でなく、氏が描く本能寺の変も見てみたかった、と審査員一同としては残念でならない。

織田信長

5位:ぐちょん

4位の藤子名人の作品にも言えることだが、コーエーの「信長の野望」をやりすぎて「信長の野望」以外の信長イメージが欠落している。少しは外で遊ぶよう提言したい

それにしても、本作は過去2回あれほど口を酸っぱくして言い続けたにもかかわらず、言い訳がましく「天下布武」と書いてしまった点は言語道断。6位にしたいくらいだ。

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