出題:オカダダ
ゲームやアニメのみならず、そこらじゅうでしょっちゅう見ているキャラクターである。それだけに、描いてみるとピカチュウのことを思いの外記憶していないことがわかる。
ただ、結局大事なのはピカチュウのかわいさをどれだけ表現できるかに尽きる。
キース・ヘリング調の画風で、ピカチュウの愛くるしさと強さを同時に描ききった良作。
このピカチュウなら冒険のパートナーに相応しいと考えるポケモントレーナーも多いのではないだろうか?
波動拳とソニックブームを足したような波動とともに、電光石火の勢いでモンスターボールから飛び出すピカチュウを描いた作品である。
線はアル中が描いたようにヘロヘロだが、まるでアニメのワンシーンのような躍動感が存分に表現されており、氏のアニメへの愛が伺える。
ずんぐりむっくりでどこか不機嫌な表情がかわいいピカチュウである。多様性の時代、こんな不敵なピカチュウがいてもよいのではなかろうか。
しかし、2位のシルバニア氏の作品にも言える事だが、ピカチュウのしっぽを黒く塗るのは誤りで、ピカチュウ初心者がよく陥りがちな間違いなので諸君は注意されたし。
はてさて、これは何ポケモンだろうか?断じてピカチュウではないが、トムとジェリーのような作品のキャラであったならカルト人気が出るかもわからない。
今にも家に帰りそうな、人を小馬鹿にした表情でヤル気が感じられないのも低評価につながった。
クリーチャー。
横に打ち捨てられたモンスターボールは、まるでドラゴンボールZのセルの抜け殻のような異様な気配を放っている。
出てきたクリーチャーが小さかったからと安心してはいけない。クリーチャーの頭部が割れ、次なる段階へ進化をしようとしてるではないか。一刻も早くここから逃げた方がいい。