イオです。私はゴキブリを好きだと言う人を見たことがない。当然私も好きではない。朝起きると天井に張り付いていたりして嫌だ。天井に張り付いているゴキブリはなかなか倒せない。
私はティッシュを数枚重ねて殴りつけるようにゴキブリを圧死させる派なのだが、天井にいると飛んだりしてこれができない。
皆それぞれゴキブリの倒し方があるとおもうのだがこれはその誰もが嫌悪する虫、ゴキブリが巨大化し日本語を話せるようになった不愉快な生物、ゴキちゃんをペットにする一家(少年)の話である。
「ガサササーッ」「ゴキキッ!」という擬音がとても多いこの漫画を嫌々読み進めていたのだが、さすがコミックボンボンに連載されていた漫画だけあってナチュラルにゴキブリに対する知識が身につくようになっている。
ゴキブリは胸の穴から呼吸する。デコボコがない壁だと登れない。人類より前に存在していていて進んだ文明を身につけていたが、ある日エコに目覚め、
文明を捨て退化した生物として道を歩んで来た(漫画にそう描いてあった)。
その他にも、 ハチは黒い物体を見ると本能的に襲ってしまうため、人を襲うのは仕方がない、などゴキブリ以外の害虫情報も続々と! ゴキちゃんの仲間、蛾、ナメクジ、蟻、蜘蛛、ゲジゲジ、ハチなど、見た目にも精神衛生上も良くない害虫仲間も次々と登場!ナメクジにだるまさんが転んだをやらせるなど過酷なクエストもこなしつつ、虫嫌いのお母さんと仲良くなり、人助けをし家族や周辺の住民達と友好を深めていくゴキちゃん。
1巻の終わり辺りでは日本総理と話した唯一のゴキブリという所まで立場が向上していく。ここまでゴキブリという生物に視点を当てた漫画はギャグ漫画といえど初見だったので、
・ゴキブリを愛している。
・たくさんのゴキブリと同居している。
・ゴキブリがよく出るラーメン屋に食事に行く。
・ゴキブリを圧死させて飛び出た内臓を見るのが好きだ。
… という方は是非ご覧になってはいかがだろうか?
頑張ってゴキブリという単語をたくさん書こうとしたが15回しか書けませんでした。 |