テーマ:「悪いラッパー」(出題:ぐちょん)

テーマである「悪いラッパー」、単なるラッパーではない所が重要となる点である。“キャップ”や“マイク”、“黒人音楽”といったラッパーを表すモチーフのみならず、悪いイメージとしての“ヒゲ”や“肌の黒さ”などもポイントとなるだろう。

1位:シルヴァニア

まず全作品中、一番ラップが上手そうでpublic enemyを彷彿とさせるオールドスクール感に加え、FUCKの文字でしっかり悪さもアピールしている点、また氏の色使いの妙が非常に高評価。

また、一歩間違えればどてらに見えなくもないファッションであるが、B-BOYのXXL感も表現されている所も見逃せない作品である。


2位:ぐちょん


「109」「ハチ公」などから渋谷がロケ地である事がうかがわれ、必然的にこいつは渋谷のドン、すなわち悪いラッパーであり、表現するポイントを十分満たしている。

また、上記シルバニア氏の作品よりもブリンブリンであり、殺人の前科もありそうな点でワル度が高い作品であるが、あまりラップは上手くなさそうな点が少々残念。


3位:藤子名人

今回のテーマが「K DUB SHINE」であれば、もっと上位ではあったと思われる作品。

この人は悪いラッパーではなく、単なるK DUB SHINEとタイガースのファンである。


4位:オカダダ


空間の使い方など一枚絵の完成度の高さは評価できる。

楽しそうなのは伝わるがあまり悪さをしなさそうで、ちょっとハッピーすぎるのが低評価な作品である。


5位:コボチャン

あくまで今回は「悪いラッパー」がテーマであり、決して「体調が悪いラッパー」ではない。

顔色が悪すぎる。



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