テーマ:「キラーマシン」(出題:オカダダ)

「キラーマシン」といえば名RPG「ドラゴンクエスト」の敵キャラクターである。魔王の魔力で動く機械として知られており、名前のとおり非常に強力な敵キャラクターである。ポイントとしては、鳥山明原画による“デザイン性にあふれる機械ボディ”や、“剣と弓”を両手に持っていること、そして敵キャラクターらしい“恐ろしげな雰囲気”が挙げられる。とくにわすれがちな“4本足”を思い出せたかどうかが勝敗を分ける最大のポイントとなった。

1位:オカダダ

モンスターの恐ろしさが表現されている点、忘れがちな多足、などポイントをしっかりおさえている。足の本数が多すぎることと、弓を持たせていないことを除けば、デザイン、構図も含め文句なしに評価すべき作品である。

ただ、オカダダ氏特有の言い訳がましい文字を入れてしまう癖は最後まで直らなかった。


2位:ぐちょん


基本ポイントを押さえ“キラーマシン”として十分認識できる完成度ではあるが、足だけでなく手も4本にしたこと、背景をクリーム色にしたことにより、おちゃらけた印象を与えられる作品である。

さらに、わざとやってるとしか思えない「トイレのやつ」など、氏の一貫した“お茶目な僕”演出が鼻につく。

そろそろいい加減にしろ


3位:コボチャン

一応ゲームの敵キャラデザインであることは間違いなさそうであるが、これはドラクエではなくロックマンの敵キャラのように見受けられる。

武器として「矢」を背負わせたつもりだろうが、完全に頭にささっているようにしか見えず、すでに手負いであるせいか自信なく目も泳がせている様子が哀愁をさそう作品である。


4位:藤子名人

氏はドラクエにあまり親しみがないために、モンスターではなくモビルスーツを描いちゃったらしい。

頑張ってドラクエっぽさを出そうと画面下に入れた言い訳がましいコマンド欄もいらないし、こいつも目が泳いでる。


5位:シルヴァニア


ウンコを漏らしちゃってオムツがパンパンになった忍者が敵陣から逃げて来たようにしか見えない作品。

氏の唯一の魅力である色使いの妙もここへきて一切失われてしまっており、残ったのはウンコでたわんだオムツだけである。



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