テーマ:「アーノルド・シュワルツェネッガー」(出題:藤子名人)
アーノルド・シュワルツェネッガーといえば、ハリウッドにおけるアクション映画スターとして知らない者はいない超有名俳優であり、数々の人気映画の主役を張った名優である。 ポイントとしては、その巨体をはじめとするワイルドな風貌に尽きるのだが、主演作の多さから各々のイメージにも隔たりが見られ、自らのイメージにどれだけ近づけられるかが勝負の明暗を分ける結果となった。 |
1位 ぐちょん |
一見するとアーノルド・シュワルツェネッガーとは思えない作品だが、グッとこらえて上記の参考画像を見ていただきたい。 配色こそ違えど、構図、ポーズ、背景の模様までほぼ一致していることをお分かりいただけるだろう。氏が『ターミネーター2』をいかに強く記憶しているかが感じ取れ、記憶スケッチの基本を思い知らされる良作といえる。 しかし、このサングラスを耳に入れた男は、氏の描いた「石川五右衛門」と髪型が一致。さらにはタラコくちびるまで一致した。ほぼ同一人物である。 この人物描写パターンの少なさが、氏の今後の課題となろう。 |
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カッコ良さ、渋さ、ハードボイルドさなどは一流映画スターのそれであり、主役級の俳優としての威厳に満ちている。 しかし、顔や首元から察するに彼はかなりの細身であり、それをごまかすようなむやみに張った肩パットからは全くワイルドさが感じられない。 これらをふまえてよく見れば、もはや姿勢の正しい初老の外人にしか見えない。
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3位 藤子名人 |
唯一、『プレデター』出演時のアーノルド・シュワルツェネッガーを表現した作品。 しかし、せっかく顔に施した迷彩も、そのサラミのようにテカった体では逆に目立ってしまうだろう。 巨体やワイルドさは十分表現されており及第点だが、その結果としてゲイ好きする風体は、残念ながら我々に不快感しか与えなかった。 |
4位 コボチャン
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『ターミネーター』を表現した作品と思われる。 しかし、我々は「ターミネーター出演時のアーノルド・シュワルツェネッガーはサングラスをかけているべき」という一点を、決して揺るがすことはできない。 このため、コボチャン氏には申し訳ないが、サングラスをかけていない本作は、断固として評価を下げざるをえない。 |
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これはスタローンである。 |