出題:ぐちょん
アインシュタイン博士といわれれば、このビジュアル以外を思い出せる人はいないだろう。
全員が同じイメージを前提に記憶をたどって描いたが、ベロを出していること以外は完全にあいまい。最終的には博士の博士らしさをどう絵にするか、が評価の軸となった
必要な要素を網羅しているうえに、白いオックスフォードシャツを着こなしたおしゃれなアインシュタイン博士である。
『POPEYE』に掲載されていてもおかしくないさわやかな筆致が高く評価された。
アゴが外れるほど口を開いたパンクスあがりのアインシュタイン博士である。
それなりにまとまった良作といえるが、必要以上に髪の毛が後退している点、なぜか赤ではなく青く描いたベロが見ている者を不快にさせた点から、今回は2位となった。
なんとあくどい顔をしているのか、まともな研究をしているとは思えない。これはアインシュタイン博士ではなくDr.ワイリーである。
宇宙船から飛び降りてペコペコ土下座したあと、舌を出して「グッフッフ」と笑った瞬間を描いたものと想像される。なんでそんなシーンを描いたんだろう。
博士の知的な雰囲気が一切排除されており、クルクルパーが芝生にラクガキを書いただけのイラスト。博士に見せたらグーで殴られるだろう。
色使いがよいことだけは評価できるが、ふざけた髪型に加えて「ガンダム」とならんで博士にまでセーラー服を着せた罪は重く、4位に収まる結果となった。
人間の生皮をかぶって人間のふりをしている宇宙人である。
人語を解せるような目つきではないし、話しかけると口がガバーッと開いて食われそうな怖さを感じる。
背後の黒板に落書きされた幼稚なロケットをみるかぎり、知能も幼児なみ。